那覇空港を出て、車で10〜15分も走れば海の上の道。南へ1時間ほど足をのばせば、琉球の神話が残る聖地や、太平洋を見下ろす岬にたどり着きます。沖縄本島の南部は、空港からの近さと、祈りの場所や戦跡、青い海が一度に味わえるのが魅力のエリアです。
この記事では、那覇・豊見城・糸満・南城のおすすめスポットを16か所、「定番」「絶景」「パワースポット」「穴場」に分けて紹介します。到着日や最終日に寄れる回り方や、聖地を訪れるときのマナー、2026年11月からの工事や料金の変更もまとめているので、出かける前にチェックしてみてください!
沖縄南部とはどこ?エリアと那覇空港からの所要時間

沖縄県の圏域の区分では、本島の南部は那覇市・浦添市・豊見城市・糸満市・南城市・与那原町・南風原町・八重瀬町の8市町です。旅行ガイドでは那覇を別のエリアとして扱うこともありますが、この記事では県の区分にそって、那覇のスポットも南部として紹介します!
南部のスポットの多くは、那覇空港から車で30分〜1時間ほどの距離にあります。空港からのアクセスが良いため、気になるスポットをいくつも回りやすくおすすめのエリアですよ。
| エリア | この記事のスポット | 那覇空港からの目安 |
| 那覇市 | 首里城公園・波上宮 | 首里城公園はゆいレールで首里駅まで約27分+徒歩約15分。波上宮はタクシーで約10分 |
| 豊見城市 | 瀬長島ウミカジテラス | 車で約10〜15分 |
| 糸満市 | 平和祈念公園・ひめゆりの塔・具志川城跡・喜屋武岬 | 平和祈念公園まで車で約40〜45分、ひめゆりの塔まで約30〜40分 |
| 南城市 | おきなわワールド・ガンガラーの谷・新原ビーチ・奥武島・知念岬公園・ニライカナイ橋・斎場御嶽・久高島・玉城城跡・垣花樋川 | おきなわワールドまで車で約30分、新原ビーチ・奥武島まで約40分、斎場御嶽まで約50分 |
南部はどう回る?到着日・最終日に寄る回り方
南部は空港から近いので、飛行機の到着日や帰る日の数時間を使って回れるのがうれしいポイント。泊まる場所が中部や北部でも、行き帰りに南部へ寄り道できます。
Point1:到着日・最終日は空港の近くで
瀬長島ウミカジテラスは空港から車で約10〜15分。夕方に着く便なら、海に沈む夕日を見てから宿へ向かう、という過ごし方ができます。那覇の波上宮も空港からタクシーで約10分です。
Point2:1日あるなら、糸満か南城の東海岸へ
糸満方面は、ひめゆりの塔から平和祈念公園まで車で約10分、おきなわワールドまで約20分と、戦跡と鍾乳洞を組み合わせやすいエリアです。南城なら、おきなわワールドやガンガラーの谷、奥武島、知念岬公園、斎場御嶽、ニライカナイ橋など、空港から車で30分〜1時間ほどの範囲に、海沿いの絶景と聖地が集まっています。
Point3:久高島は時間に余裕を持って
久高島へは、南城市の安座真港から船で渡ります。船は1日6便で、旅客は原則として予約ができません。島内を自転車で一周するとおよそ2時間かかるので、船の時刻とあわせて、ゆとりのある計画を立てましょう。
南部の定番観光スポット
1. 首里城公園(那覇市)

2019年(令和元年)の火災で焼失した正殿が復元され、2026年11月23日の正午から一般公開が始まります。よみがえった正殿を、まずは高台の見学デッキから眺め、それから正殿の中へ。正殿内は靴を脱いで上がるので、靴を入れる袋を持っていくと安心です。
正殿の中に入るには、日時を指定した事前予約が必要です。予約がとれなくても、有料区域に入れば正殿の外観は見学できます。全体をゆっくり見て回るなら、1時間30分〜2時間ほどを目安に予定を立てておきましょう。
【首里城公園】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県那覇市首里金城町1-2(首里城公園管理センター) |
| 営業時間 | 有料区域:8:30〜19:00(入場締切18:30)※12〜3月は8:30〜18:00(入場締切17:30) |
| 休業日 | 2026年11月22日は終日休園、11月23日は午前休園(有料区域は12:00から)※通常の定休日は公式サイトをご確認ください |
| 料金 | 2026年11月23日入場分から 大人1,000円・高校生760円・小中学生370円・6歳未満無料(正殿内の見学に追加料金なし) |
| 駐車場 | 首里杜館駐車場(P1・P2、3時間以内)※午前中は満車になりやすいため注意。 |
| アクセス | 【モノレール】ゆいレール首里駅から守礼門まで徒歩約15分(那覇空港駅から首里駅まで約27分) 【バス】「首里城前」下車、守礼門まで徒歩約1分 |
| 予約・問い合わせ | 正殿内の見学は日時指定の事前予約制(当日分は空きがある場合のみ)。098-886-2020 |
| 公式サイト | https://oki-park.jp/shurijo/ |
- 11月23日朝のオープニングセレモニーは招待制で、一般の観光客は参加不可
- 周辺の道路は混雑が予想されるため、モノレールや路線バスの利用がおすすめ
2. おきなわワールド(玉泉洞・南城市)

約30万年かけてできた鍾乳洞「玉泉洞」を中心に、沖縄の文化を体験できるテーマパークです。洞内に入ると、天井から下がるつらら石や、床から伸びる石筍が奥へ奥へと続きます。公開されているのは全長5,000mのうち890mで、鍾乳石の数は100万本以上。目のない生き物や大きなウナギなど、洞窟ならではの生き物にも出会えます。
地上に出れば、熱帯フルーツの園や、琉球ガラス・紅型・やちむん(焼き物)の工房、古民家が並ぶ城下町。琉装で町を歩いたり、屋根の上のシーサーを探したりと、まる半日楽しめます。エイサーのショーも1日3回あります。
【おきなわワールド】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市玉城字前川1336 |
| 営業時間 | 9:00〜17:30(最終受付16:00) |
| 休業日 | 定休日なし(南城市の観光ポータル) |
| 料金 | 大人2,000円・小人(4〜14歳)1,000円 |
| 駐車場 | あり(台数・料金は公式情報では確認できず) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約30分【バス】「玉泉洞前」下車、徒歩約2分 |
| 予約・問い合わせ | 098-949-7421 |
| 公式サイト | https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/ |
- 大雨警報が出ているときは、玉泉洞への入洞が制限されることがあります(洞窟以外は通常営業)
3. ガンガラーの谷(南城市)

数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた谷に、亜熱帯の森が広がっています。出発は洞窟の中のケイブカフェ。ガイドと一緒に、アカギの森や「歩くガジュマル」、女性の洞窟・男性の洞窟と呼ばれる2つの洞、「大主ガジュマル」を巡り、約1kmを1時間20分ほどかけて歩きます。
谷では今も発掘が続いていて、人の骨と石器が一緒に見つかったことで、沖縄の旧石器時代の解明が進んでいるそうです。見学はガイドツアーだけなので、予約をしてから出かけましょう。
【ガンガラーの谷】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市玉城字前川202番地(おきなわワールドの入口向かい) |
| 営業時間 | 予約したツアーの出発時刻に集合(電話受付は9:00〜17:30) |
| 休業日 | 年中無休(イベントや悪天候で変更・中止の場合あり) |
| 料金 | ガイドツアー 大人2,500円・中学生以上の学生1,500円・小学生以下無料(保護者同伴) |
| 駐車場 | あり(台数・料金は公式情報では確認できず) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約30分【バス】「玉泉洞前」下車、徒歩約2分 |
| 予約・問い合わせ | 予約制ガイドツアーのみ(WEBまたは電話。当日の予約は電話のみ) TEL:098-948-4192 |
| 公式サイト | https://www.gangala.com/ |
- 2026年10月31日・11月1日は、ガイドツアーが午前のみ。ケイブカフェも利用できません
- ツアー中はトイレがなく、ベビーカー・車いすでは参加できません(小さな子どもは抱っこで参加できます)
4. 平和祈念公園とひめゆりの塔(糸満市)

沖縄戦の終わりの地とされる摩文仁(まぶに)の丘に広がる公園です。屏風のように並ぶ「平和の礎(いしじ)」には、国籍や軍人・民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなった人々の名前が刻まれています。家族の名前を探しに訪れる人もいる場所なので、静かに歩きましょう。公園の南東側には、サンゴ礁の段丘が切り立つ海岸線が続いています。
公園から車で約10分の場所には、ひめゆりの塔とひめゆり平和祈念資料館があります。資料館では、沖縄陸軍病院に動員された生徒たちの体験を、証言映像や当時の写真で伝えています。亡くなった227人の生徒と教師の写真と名前を掲げた展示室もあり、30分から1時間ほどの時間が目安です。
【平和祈念公園】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県糸満市字摩文仁444番地 |
| 営業時間 | 平和祈念公園 8:00〜22:00 平和祈念資料館 9:00〜17:00(常設展示室への入室は16:30まで) |
| 休業日 | 公園:無休 資料館:12月29日〜1月3日 ※台風接近時は公園が閉園し、資料館も休館 |
| 料金 | 資料館の常設展示室 大人300円・小人150円 |
| 駐車場 | 無料 |
| アクセス | 【車】那覇空港から一般道で約40〜45分 |
| 予約・問い合わせ | 公園:098-997-2765 平和祈念資料館:098-997-3844 |
| 公式サイト | https://heiwa-irei-okinawa.jp/ |
【ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県糸満市字伊原671-1 |
| 営業時間 | 資料館 9:00〜17:25(入館受付は17:00まで)※ひめゆりの塔は資料館の閉館後も参拝可 |
| 休業日 | 年中無休(台風接近時は臨時休館) |
| 料金 | 資料館 大人450円・高校生250円・小中学生150円 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし(近くの土産物店の駐車場を利用) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約30〜40分 / 平和祈念公園から約10分 |
| 予約・問い合わせ | 個人(9人以下)は予約不要。 TEL:098-997-2100 |
| 公式サイト | https://www.himeyuri.or.jp/ |
- 平和祈念公園の「黎明の塔」から「健児の塔」へ下る通路は、倒木のため2026年10月14日から進入禁止です(解除の時期は未定)
- ひめゆり平和祈念資料館の展示室内は、写真・動画の撮影ができません
5. 瀬長島ウミカジテラス(豊見城市)

那覇空港から車で10〜15分ほど、海の上の道を渡った先の小さな島に、白い店が斜面に沿って並んでいます。島へ渡る道は滑走路の延長線上にあり、頭のすぐ上を飛行機が行き交います。ジェット音に思わず空を見上げるのも、ここならではの体験です。
夕方には、慶良間諸島の方角へ沈む夕日がテラスを染めます。海を背にしたブランコや、夕日がハートの中に収まることがあるモニュメントなど、写真を撮りたくなる場所があちこちに。日が沈んだ後は、19:30からプロジェクションマッピングも始まります(1日5回)。
【瀬長島ウミカジテラス】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県豊見城市瀬長174番地6 |
| 営業時間 | 10:00〜21:00(飲食は11:00〜21:00。店舗により異なる) |
| 休業日 | 年中無休(台風などで時短・休業の場合あり) |
| 料金 | ー |
| 駐車場 | 無料(数に限りあり) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約10〜15分 【バス】那覇空港発の「瀬長島エアポートシャトル」(土日祝のみ)など |
| 予約・問い合わせ | 予約不要。 TEL:098-851-7446 |
| 公式サイト | https://www.umikajiterrace.com/ |
南部の絶景・インスタ映えスポット
6. 知念岬公園(南城市)

海に突き出すように延びた岬の公園で、目の前に太平洋を一望できます。遊歩道を先端へ向かって歩くと、足元にはサンゴ礁のリーフ、沖には久高島とコマカ島。赤瓦の東屋で潮風に吹かれながら、ただ海を眺めているだけで時間が過ぎていきます。
南城市の観光ポータルでは、午前中は朝日が海面に反射するため、青い海を撮るなら午後がおすすめとしています。斎場御嶽の券売所がある南城市地域物産館の奥にあるので、あわせて立ち寄りやすい場所です。
【知念岬公園】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市知念字久手堅 |
| 営業時間 | ー |
| 休業日 | なし |
| 料金 | 公式情報では確認できず |
| 駐車場 | あり(数十台。料金は公式情報では確認できず) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約60分 【バス】「斎場御嶽入口」下車、徒歩約5分 |
| 予約・問い合わせ | DMOなんじょう:098-948-4611 |
| 公式サイト | https://www.kankou-nanjo.okinawa/enjoy/250/ |
7. ニライカナイ橋(南城市)

高台から海へ向かって、全長660mの橋が大きなカーブを描いて下っていきます。「ニライカナイ」は、海の向こうにあるとされる理想郷のこと。トンネルを抜ける瞬間の景色がおすすめで、海の先には久高島も見えます。ヘアピンカーブを境に、山側がニライ橋、海側がカナイ橋です。
車で走り抜けてしまう人も多いのですが、景色をゆっくり眺めるなら、トンネルの上の展望台へ。海に吸い込まれていくような橋の姿を見下ろせます。
【ニライカナイ橋】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市知念吉富 |
| 営業時間 | 通行自由 |
| 休業日 | 台風・荒天時は通行止め |
| 料金 | ー |
| 駐車場 | ー |
| アクセス | 【車】那覇空港から約50分(県道86号) |
| 予約・問い合わせ | DMOなんじょう:098-948-4660 |
| 公式サイト | https://www.kankou-nanjo.okinawa/enjoy/246/ |
- 台風の接近時など、平均風速20m/s以上の風が吹くと通行規制(閉鎖)がかかることがあります(沖縄県南部土木事務所)
8. 新原ビーチとグラスボート(南城市)

遠浅の天然ビーチで、隣の百名ビーチとあわせて約2kmの白い砂浜が続きます。大潮の干潮の時間には、沖のリーフまで歩いて行けるほど潮が引くことも。運営会社は、観光地化されすぎていない静かな浜と紹介しています。
泳がない季節も楽しめるのが、船の底がガラスになったグラスボート。濡れずに乗れて、足元のガラス越しにサンゴの群れや色とりどりの熱帯魚を眺められます。運が良ければウミガメが顔を出すこともあると、運営会社は紹介しています。南城市の観光ポータルは、冬は夏より海の透明度が高く、波も穏やかで揺れが少ないと紹介しています。
【新原ビーチとグラスボート】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市玉城字百名1599-6(新原ビーチ) ※グラスボートの拠点は南城市玉城百名1338-1 |
| 営業時間 | グラスボート 9:00〜17:00(出航は16:00まで。干潮時は運航なし) |
| 休業日 | 強風・高波の日は欠航 |
| 料金 | グラスボート(乗船約20分)大人2,500円・子ども(11歳以下)2,000円・2歳以下無料 ※ビーチの入場は無料 |
| 駐車場 | ビーチ前は1日500円(30台)。グラスボートの利用者は専用駐車場あり(無料) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約40分 |
| 予約・問い合わせ | グラスボートは事前予約がおすすめ(WEB・当日は電話) 新原海底観光センター OCEANS:098-949-7701 |
| 公式サイト | https://www.mibarubeach.com/ |
- ビーチのシャワー・更衣室は7〜9月のみの営業です(おきなわ物語。変更の可能性あり)
- 運航状況は、参加する前に電話で確認しましょう
9. 奥武島(南城市)

本島と短い橋でつながった、周囲2km弱の小さな漁師の島です。車で橋を渡ると、漁港のまわりに鮮魚店や天ぷら店、食堂が並んでいます。
お目当ては、その日にとれた魚を揚げた天ぷら。島でとれたもずくの天ぷらや、イカ、紅イモなど、1個140円ほどから気軽に買えます。中本鮮魚てんぷら店などの、人気の魚の天ぷらは数に限りがあり、夕方には売り切れることも。揚げたてを手に、漁港の海を眺めながら頬張る時間も楽しみのひとつです。
【奥武島】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市玉城字奥武 |
| 営業時間 | ー |
| 休業日 | ー |
| 料金 | ー |
| 駐車場 | 無料(数十台) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約40分 |
| 予約・問い合わせ | ー |
| 公式サイト | https://www.kankou-nanjo.okinawa/enjoy/16/ |
南部のパワースポット(聖地)
南部には、琉球の創世神アマミキヨにまつわる聖地や、今も祈りが続く拝所が多くあります。斎場御嶽や久高島の案内をもとに、訪れるときの心がけをまとめました。
- 香炉・壺・聖水などに触れない・動かさない(斎場御嶽)
- 賽銭箱のない場所に賽銭やお供えを置かない(久高島)
- 祈っている人がいたら、声をかけたり撮影したりせず、静かに見守る
- 露出の少ない服装と、歩きやすい靴で出かける
- 立ち入りが禁じられている場所には入らない
10. 斎場御嶽(南城市)

今も祈りが続く御嶽(うたき)で、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつです。琉球王国の時代には、最高位の神女・聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式が行われました。琉球の神アマミキヨにまつわる巡礼「東御廻り(あがりうまーい)」の拝所のひとつでもあります。石畳の参道を、森の木々に包まれながら静かに上っていきます。
2026年11月2日から2027年1月5日(予定)までは、排水路工事のため、入口の御門口(うじょうぐち)から先には入れません。この期間は入場料が無料になり、御門口にある久高島の遥拝所(はるか遠くから拝む場所)までは見学できます。期間中は巡礼記念証の配布もあり、券売所の隣の「がんじゅう駅」では、斎場御嶽を紹介する約35分の映像を上映しています。
【斎場御嶽】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市知念(券売所は南城市地域物産館:南城市知念字久手堅539) |
| 営業時間 | 11〜2月 9:00〜17:30(最終入場17:00)。3〜10月 9:00〜18:00(最終入場17:30) |
| 休業日 | 休息日(旧暦5月・10月の各1〜3日)。2026年は11月9日〜11日 |
| 料金 | 大人600円・小人300円(2026年10月1日から)。2026年11月2日〜2027年1月5日(予定)は無料 |
| 駐車場 | 無料(南城市地域物産館の周辺に約150台) |
| アクセス | 【車】那覇空港から約50分。券売所から御嶽の入口まで徒歩7〜10分(坂道あり) |
| 予約・問い合わせ | 予約の記載なし(券売所で入場券を購入)。緑の館・セーファ 098-949-1899 |
| 公式サイト | https://sefa.okinawa/ |
- 工事の期間や入れる範囲は変わることがあります。出かける前に、南城市や斎場御嶽の案内で確認しましょう
- 拝所「三庫理(さんぐーい)」の中には、現在も立ち入れません
- 御嶽の中での撮影は控えめに。祈る人や拝所を背景にした人物の撮影、ドローンはできません
11. 久高島(南城市)

安座真港から高速船で約15分、琉球国王も聞得大君とともに巡礼した細長い島です。島の北にあるカベール岬は、アマミキヨが降り立った場所と伝わります。五穀の種が入った壺が流れ着いたという伝承が残るイシキ浜では、白い砂浜と手つかずの海辺の植物が迎えてくれます。
集落には石垣の家並みが残り、ウミヘビ(イラブー)を燻製にする小屋も。全長約8kmの小さな島で、自転車なら2時間ほどで一周できます。島の人の暮らしの場でもあるので、すれ違ったら笑顔であいさつを。
【久高島】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市知念久高 |
| 営業時間 | ー(船は安座真港発 8:00〜17:00の1日6便) |
| 休業日 | ー |
| 料金 | 船(大人片道)高速船770円 フェリー680円(現金のみ) |
| 駐車場 | 安座真港にあり ※島内にレンタカーはありません |
| アクセス | 【車】那覇空港から安座真港まで約50分【船】安座真港から高速船で約15分、フェリーで約25分 |
| 予約・問い合わせ | 旅客は原則予約不可(切符は出発の3分前に販売終了) 久高海運 安座真事務所:098-948-7785 |
| 公式サイト | https://kudaka-island.com/ |
- 石・砂・サンゴのかけら・植物など、島の自然物は持ち出せません
- フボー御嶽には一年中立ち入れません。ほかにも入れない拝所や、時期によって行けない場所があります
- 泳げるのはメーギ浜だけです(監視員はいません)
- 2026年10月1日から、島内でのヤシガニの捕獲が条例で禁止されています
- 冬は17:00の便があるかどうか、資料によって記載が異なります。帰りの便は出発前に確認しましょう
12. 玉城城跡(南城市)

標高約180mの高台にある城跡で、琉球の神アマミキヨが築いたと伝わります。急な階段を上りきると、石灰岩をくり抜いた丸い城門がぽっかりと口を開けています。門の向こうに広がるのは、久高島と本島の中南部を見渡す眺め。かつて琉球国王も参拝したとされる拝所もあり、東御廻りの巡礼地のひとつです。
城の郭の多くは戦後に建築材料として持ち出され、当時の姿はあまり残っていません。それでも、丸い城門の向こうに久高島を望む景色は、ここを訪れる大きな楽しみです。夏至の朝には、城門からまっすぐ朝日が差し込むと言われています。
【玉城城跡】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市玉城字玉城 |
| 営業時間 | ー |
| 休業日 | ー |
| 料金 | ー |
| 駐車場 | 駐車スペースあり ※手前の道は少し荒れているので注意 |
| アクセス | 【車】那覇空港から一般道で約50分 【バス】「仲村渠」下車、徒歩約20分 |
| 予約・問い合わせ | 098-917-5374 |
| 公式サイト | https://www.kankou-nanjo.okinawa/bunka/205/ |
13. 波上宮(那覇市)

那覇の海に面した崖の上に建つ神社で、「沖縄総鎮守」とされてきました。始まりは、海の彼方の神の国・ニライカナイに祈りを捧げた崖の端の拝所とされています。那覇港を行き来する船乗りたちは、崖の上の社殿を望んで、航海の無事を祈ったと伝わります。
空港からタクシーで約10分と近く、旅の始まりや終わりに手を合わせに寄りやすい場所です。例年11月には七五三祭が行われます(日程は社務所へ確認を)。
【波上宮】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県那覇市若狭1-25-11 |
| 営業時間 | 授与所 9:00〜夕方(16:30〜17:00。公式サイト内で記載が異なります) |
| 休業日 | 公式情報では確認できず |
| 料金 | ー |
| 駐車場 | 無料(20台)。混雑時は近くの有料駐車場を利用 |
| アクセス | 【タクシー】那覇空港から約10分 【モノレール】ゆいレール旭橋駅から徒歩約15分 |
| 予約・問い合わせ | 098-868-3697(社務所) |
| 公式サイト | https://naminouegu.jp/ |
南部の穴場スポット
14. 垣花樋川(南城市)

垣花の集落の南側、石畳の急な坂道を100mほど下ると、林の中の岩の根元から、こんこんと湧き水があふれ出ています。1985年に「日本の名水百選」に選ばれた湧き水で、木々の緑の向こうには海も見えます。
休日には地元の人の行楽でにぎわう、暮らしに近い水場です。木陰でひと休みしてみてください。石畳は滑りやすく、岩場もごつごつしているので、歩きやすい靴で出かけましょう。
【垣花樋川】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県南城市玉城字垣花182 |
| 営業時間 | ー |
| 休業日 | ー |
| 料金 | ー |
| 駐車場 | 公式情報では確認できず |
| アクセス | 【車】那覇空港から一般道で約50分 【バス】「垣花」下車、徒歩約20分 |
| 予約・問い合わせ | DMOなんじょう:098-948-4611 |
| 公式サイト | https://www.kankou-nanjo.okinawa/bunka/details/9 |
15. 具志川城跡(糸満市)

本島の南の端、喜屋武の海に突き出した標高約17mの崖の上に築かれた城跡です。正門のあたりを除く三方が海に囲まれ、自然の石を積み上げた石垣の向こうには太平洋が広がります。
城跡には、海へ通じる潮吹き穴「すーふちみー」があり、久米島から逃れてきた城主が築いたという伝説も残っています。13〜15世紀のわずかな期間に使われたと考えられている城跡で、釣りやサーフィンに訪れる人も多い海辺です。
【具志川城跡】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県糸満市喜屋武1730-1 |
| 営業時間 | 公式情報では確認できず |
| 休業日 | 年中無休 |
| 料金 | 公式情報では確認できず |
| 駐車場 | なし |
| アクセス | 【バス】いとちゃんmini「具志川城跡」(M-17)下車 |
| 予約・問い合わせ | 糸満市 観光・スポーツ振興課:098-840-8135 |
| 公式サイト | https://www.city.itoman.lg.jp/site/kankou-navi/1831.html |
- 危険な箇所があるため、子どもだけや一人では行かないよう糸満市が呼びかけています。草むらではハブに注意しましょう
16. 喜屋武岬(糸満市)

高さ10〜20mの断崖が切り立つ、本島最南端の岬です。太平洋と東シナ海を分ける岬で、断崖の上の灯台と展望台からは、国の名勝・天然記念物に指定された喜屋武海岸と荒崎海岸を眺められます。
周辺は沖縄戦の最後の激戦地で、岬の先端には1969年に建てられた慰霊碑「平和の塔」が立っています。見学は10分ほどですが、同じ喜屋武の具志川城跡とあわせて、南の果ての景色を味わってみてください。また八重瀬町の海沿いには、ギーザバンタ(慶座絶壁)と呼ばれる断崖もあります。大自然の織りなす景観をもっと見たい方は足を伸ばすのもおすすめです。
【喜屋武岬】スポット詳細情報
| 住所 | 沖縄県糸満市字喜屋武 |
| 営業時間 | ー |
| 休業日 | ー |
| 料金 | 公式情報では確認できず |
| 駐車場 | あり |
| アクセス | 【バス】いとちゃんmini「喜屋武岬」(M-16)下車 |
| 予約・問い合わせ | 糸満市 観光・スポーツ振興課:098-840-8135 |
| 公式サイト | https://www.city.itoman.lg.jp/site/kankou-navi/1808.html |
- 具志川城跡と同じく、断崖の危険な箇所やハブに注意しましょう
南部観光の拠点に、一棟貸しに泊まる
南部は那覇空港から近いぶん、旅の最初と最後に組み込みやすいエリアです。到着した日に瀬長島で夕日を見て、帰る日に南城の聖地を巡る。そのあいだの数日は、中部や北部の一棟貸しで、家族や仲間だけの時間を過ごすという旅の組み立てもできます。
一棟貸しなら、キッチンで奥武島の天ぷらや市場で買った魚を広げたり、テラスのある宿なら夜風にあたりながら語り合ったりと、ホテルとはひと味違う過ごし方ができます。TABILMOでは、中部(宜野湾・北谷・うるま)や恩納村・読谷、北部の一棟貸しを探せます。

北部も回るなら沖縄北部観光のおすすめスポット14選、冬に訪れる方は冬の沖縄の楽しみ方と観光スポットの記事もどうぞ。景色を中心に回りたい方は沖縄の絶景スポット、子ども連れの方は沖縄の子連れ観光スポットも参考にしてください。
よくある質問
沖縄南部は1日で回れますか?
エリアを絞れば1日で回れます。たとえば糸満なら、ひめゆりの塔から平和祈念公園まで車で約10分、おきなわワールドまで約20分です。南城の東海岸をあわせて回るなら、朝早めに出発しましょう。久高島へ渡る場合は、船の時刻と島内の散策時間(自転車で一周約2時間)を考えて、時間に余裕を持ちましょう。
那覇空港から南部のスポットまでどれくらいかかりますか?
瀬長島ウミカジテラスは車で約10〜15分、おきなわワールドは約30分、平和祈念公園は約40〜45分、斎場御嶽は約50分が目安です。道路の混み具合で変わるため、帰りの便の前に寄るときは時間に余裕を持ちましょう。
斎場御嶽は工事中でも行けますか?
2026年11月2日から2027年1月5日(予定)までは、入口の御門口から先には入れません。この期間は入場料が無料になり、御門口にある久高島の遥拝所までは見学できます。また2026年11月9日〜11日は休息日のため、御嶽の中に入れません。
久高島へはどうやって行きますか?
南城市の安座真港から、高速船(約15分)かフェリー(約25分)で渡ります。旅客は原則として予約ができず、切符は出発の3分前に販売を終えます。台風や時化の日は欠航するので、出発前に運航会社の案内を確認しましょう。
雨の日でも楽しめる南部のスポットは?
おきなわワールドの玉泉洞は洞窟の中を歩くので、雨の日の行き先に向いています(大雨警報のときは入洞が制限されることがあります)。ガンガラーの谷のガイドツアーも雨の日に実施されます(悪天候で中止の場合あり)。ひめゆり平和祈念資料館や沖縄県平和祈念資料館では、展示室で戦争の記憶に向き合えます。
まとめ
沖縄南部は、那覇空港から車で30分〜1時間ほどの範囲に、首里城や斎場御嶽などの定番、知念岬やニライカナイ橋の絶景、久高島のような聖地、穴場の湧き水や岬がぎゅっと詰まったエリアです。到着日や最終日の寄り道にも、1日かけたドライブにも向いています。
2026年11月からは首里城の正殿の公開と料金の変更、斎場御嶽の工事など、施設の状況が変わる時期でもあります。出発前に各公式サイトを確認し、聖地では祈りの場への敬意を忘れずに、南部の旅を楽しみましょう。