【2026年最新】民泊セルフチェックインシステムおすすめ5選|選び方・導入手順まで解説

「ゲストのチェックイン対応で毎回現地に行かなければならない」「フロントスタッフを雇う余裕がない」——民泊・貸別荘を運営していると、こうした悩みが出てきます。

そこで注目なのがセルフチェックインシステムです。ゲストが鍵の受け渡しや本人確認をスマホやタブレットで完結できるため、オーナー不在でも安全にチェックインを完了させられます。

この記事では、民泊のセルフチェックインシステムの仕組みから、法令対応・選び方・おすすめシステム5選(+α)まで、実務目線で徹底解説します。

自動化や省人化のためのシステムは民泊の開業フローの中でも見落とされがちな部分です。よく考えて、自施設に必要か必要でないかを見きわめましょう。

目次

民泊セルフチェックインとは

セルフチェックインとは

セルフチェックインの仕組み

民泊のセルフチェックインとは、オーナーやスタッフが現地に不在でも、ゲストが自分でチェックイン手続きを完了できる仕組みのことです。

主な流れは以下のとおりです。

  1. 予約確定後、ゲストにチェックイン案内URLやQRコードを送付
  2. ゲストが到着前にオンラインで本人確認・規約同意を完了
  3. スマートロックの解錠コードや鍵の場所をゲストに自動通知
  4. ゲストが自分で解錠して入室

この一連の流れを自動化するのが「セルフチェックインシステム」です。本人確認(身分証照合)・鍵管理・ゲスト連絡を一つのシステムで行います。

民泊における具体的なチェックインの方法や流れ、他のチェックイン方法は、民泊チェックイン方法完全ガイドで紹介しています。

なぜ民泊で増えているのか

セルフチェックインが急速に普及した背景には、主に3つの要因があります。

① 住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行
2018年6月に施行された住宅宿泊事業法では、「家主不在型」の民泊において住宅宿泊管理業者への委託が義務付けられています。管理コストを抑えながら法令を遵守するために、無人運営と組み合わせたセルフチェックインが有効な手段として定着しました。

② インバウンド需要の拡大
外国人ゲストは深夜到着・早朝出発のケースが多く、オーナーが毎回対応するのは現実的ではありません。多言語対応のセルフチェックインシステムがあれば、言語の壁もなく受け付けられます。

③ スマートロックの低価格化
以前は10万円以上かかっていたスマートロックが、近年では数万円台から導入できるようになっています。これにより、個人オーナーレベルでも導入しやすい環境となりました。

旅館業法の本人確認の新方式追加について|Tips

「対面と同等の手段」は、従来は施設備え付けのテレビ電話・タブレット等を用いた遠隔本人確認が中心でしたが、旅館業では2025年4月以降、事前登録した本人確認情報と二次元コード等を自動チェックイン機器で照合し、録画・問い合わせ体制を備える方式も制度上整理されています。一方、住宅宿泊事業法では、現行ガイドライン上、従来型の遠隔本人確認の考え方が基本です。

参照:旅館業における衛生等管理要領の改正(令和7年3月 11 日付)に関する FAQ について

セルフチェックインのメリット

メリット詳細
オーナーの拘束時間ゼロ24時間どのタイミングのチェックインにも対応可能
多施設の同時運営が可能1人で複数物件を管理しやすくなる
本人確認の自動化旅館業法・民泊新法が求める本人確認を記録として保存
多言語対応外国人ゲストへの対応コスト削減
ゲスト満足度向上到着時間を気にせず自由にチェックインできる

セルフチェックインのデメリット

導入のメリットは大きい一方、把握しておくべきデメリットもあります。

  • 通信障害・電源障害リスク:スマートロックの電池切れやWi-Fiダウンで解錠不能になるケースがある。バックアップとして物理鍵の保管場所を別途設けるなど、緊急時対応フローの整備が必須。
  • 初期導入コストの発生:システム費用+スマートロック導入費用で、最低でも数万円〜十数万円の初期投資が必要。
  • 高齢ゲストや非IT層への対応:スマホ操作に不慣れなゲストへのフォロー体制(チャット・電話サポートなど)を別途設ける必要がある。
  • 本人確認の精度:システムによっては本人確認が形式的になりやすく、旅館業法・民泊新法が求める水準を満たしているか都度確認が必要。

民泊セルフチェックインの種類

詳細

民泊で使われるセルフチェックインは、大きく4種類に分類できます。施設の規模や立地、予算などに合わせて選択することが重要です。最近では、民泊で使えるPMS(宿泊予約システム)と連携

スマートロック型

スマートロックをドアに設置し、ゲストにワンタイムパスワードや専用アプリ経由で解錠させる方式です

  • 特徴:鍵の受け渡しが完全不要。コードは自動生成・自動送信できるため管理工数がほぼゼロ。
  • 主なサービス例:RemoteLOCK、SESAME、Nuki、Qrio Lock
  • 注意点:電池切れ・Wi-Fi障害への対策を必ず用意すること。

スマートロックについては下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
民泊向けおすすめスマートロック6選|費用・防犯性・電池持ちを徹底比較

タブレットチェックイン型

施設入口やフロントにタブレット端末を設置し、ゲストが直接操作してチェックイン手続きを行う方式です

  • 特徴:旅館・ホテルに近い体験を提供できる。本人確認(パスポート・マイナンバーカードのスキャン)も対面に近い形で実施可能。
  • 主なサービス例:KEY STATION、HOTEL SMART
  • 注意点:タブレット本体の管理・盗難対策が必要。

キーボックス型

暗証番号式のキーボックスに物理鍵を収納し、番号をゲストに通知する方式です。

  • 特徴:導入コストが最も低い(3,000円〜)。Wi-Fiや電源が不要のため障害リスクが低い。
  • 注意点:番号の漏洩リスクがある。チェックアウト後の番号変更が手動になりやすい。法令上の本人確認は別途対応が必要

PMS連携型

予約管理システム(PMS)と連携し、予約確定と同時にチェックイン情報の送付・鍵コードの発行が自動で行われる方式です。

  • 特徴:AirbnbやBooking.comなど複数OTAの予約を一元管理しながらセルフチェックインを自動化できる。多施設運営者・法人オーナーに向いている。
  • 主なサービス例:Airhost、Beds24連携など

民泊セルフチェックインシステムおすすめ5選【比較表付き】

以下の比較表を参考に、自施設に合ったシステムを選びましょう。

 サービス名主な特徴月額料金(目安)スマートロック連携本人確認機能おすすめ施設タイプ
1minpakuIN民泊特化・旅館業法対応要問合せ民泊・貸別荘・旅館
2AirhostPMS一体型要問合せ多施設運営・法人
3FlexINタブレット型・ホテルライク1,650円〜/室旅館・民泊
4TOMARO+QRコード設置のみでOK要問合せグランピング・コテージ・貸別荘
5maneKEYAI顔認証・端末操作でチェックイン要問合せ中規模施設・ホテル
+αキーボックス活用術低コスト手法(システム外)〜数千円×小規模民泊

※料金は変動する場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

① minpakuIN

minpakuIN公式サイトトップページ
出典:https://renoful.jp/minpakuin/

minpakuINは、民泊・旅館業に特化したセルフチェックインシステムです住宅宿泊事業法や旅館業法が求める「対面と同等の手段による本人確認」をビデオチャット機能で実現しており、法令対応を重視するオーナーに特に適しています。

施設に設置したタブレットからチェックインが完結し、パスポート情報取得・約款への電子サイン・宿泊者名簿の自動作成まで一括で処理できます。またPMS機能も付属しているため、顧客情報や部屋割り管理も自在に行えます。

主な特徴

  • 旅館業法・住宅宿泊事業法に対応した本人確認機能
    身分証のアップロード・顔写真照合をオンラインで完結。法令上求められる宿泊者名簿の電子記録にも対応しており、行政への対応実績がある。
  • スマートロック連携
    主要スマートロック(LINKEY、RemoteLOCKなど)と連携可能。予約確定後にワンタイムパスワードを自動発行・送付する仕組みが整っている。
  • 多言語対応
    日本語・英語をはじめとする多言語でゲストにチェックイン案内を送信できる。インバウンド対応が必要な物件に向いている。
  • 民泊特化のUIと運用サポート
    一般的なホテル向けシステムと異なり、民泊オーナーが一人で運用することを前提とした設計。操作が直感的でITリテラシーが高くなくても運用しやすい。

民泊(住宅宿泊事業)や旅館業の許可を取得して施設を運営しているオーナーや、スタッフ不在の無人運営を実現したい、複数物件の管理効率を上げたいと考えるオーナーにおすすめです。

minpakuIN公式サイトはこちら

② Airhost

Airhost公式サイトトップ
出典;https://airhost.jp/

AirhostはPMS(予約管理)とセルフチェックインを一体化した、多施設運営者向けのオールインワンプラットフォームです

Airbnb・Booking.com・じゃらんなど主要OTAとのチャネルマネージャー機能を備え、予約の一元管理からゲストへのメッセージ自動送信・鍵コード発行までを自動化します。

主な特徴

  • 複数物件・複数OTAを一元管理したい法人・民泊管理会社向け
  • PMSとチェックインシステムを別々に導入するコストを統合したい場合に有効
  • 清掃スタッフへのタスク自動通知機能も備えており、運営全体の効率化に貢献

機能が豊富な分、初期設定の複雑さと月額コストが個人オーナーには重荷になる場合があります。1〜3物件程度の個人オーナーより、10物件以上を管理する事業者におすすめです。

Airhost(エアホスト)公式サイトはこちら

③ FlexIN(フレックスイン)

FlexIN公式サイトTop
出典:https://jsk.co.jp/flexin/

FlexINの基本料金は1室あたり月額1,650円(税込)で、業界最安値水準を実現しています。 ゲストが自分のスマートフォンでチェックイン操作を全て行うWebベースのシステムで、施設側のタブレット設置は任意です。

OSに依存しないWeb上のサービスのため、ゲスト側のアプリインストールも不要で、スマートフォンさえあれば利用できます。

主な特徴

  • ビデオ通話による本人確認・パスポートデータ取得・手書きサイン取得・宿泊者台帳取得・4か国語対応を標準機能として搭載
  • Beds24・ねっぱん!とのサイトコントローラー連携、RemoteLOCKとのスマートロック連携に対応
  • システムがWebベースのため、ハードウェアのアップデートコストが発生しない

コストを最優先に抑えながら法令に必要な機能を揃えたいオーナーに向いています。ただし、連携できるサイトコントローラーがBeds24・ねっぱん!の2択に限られる点は導入前に確認が必要です。

FlexIN(フレックスイン)公式サイトはこちら

④ TOMARO+(トマロプラス)

TOMARO+公式HPトップ
出典:https://palacelink.co.jp/tomaro-plus/

TOMARO+は株式会社パレスリンクが提供する宿泊サービス向けSaaSシステムです。最大の特徴は、施設にタブレットや専用端末を設置する必要が一切ないことです。

物件ごとに発行された固有のQRコードを受付に貼っておくだけで導入が完了し、ゲストは自分のスマートフォンのカメラでQRコードを読み取ってチェックインします。スマホのビデオ通話機能を使うことで、法令対応した本人確認も可能。電力供給が難しい場所や機器設置スペースがないグランピング施設・コテージ・貸別荘でも導入できる点が他システムとの大きな差別化ポイントです。

主な特徴

  • アプリのインストール不要、QRコード設置のみで即日運用開始が可能(単体利用の場合)
  • 旅館業法・住宅宿泊事業法に対応した宿泊台帳をクラウドで自動生成・管理
  • RemoteLOCKとの連携でチェックイン完了後に有効期限付き暗証番号をゲストへ自動通知
  • オプションでフロントへのチャット・通話機能、多言語館内案内、ルームオーダー機能を追加可能

タブレット購入・管理・盗難対策のコストを避けたいオーナーや、電源設備のない屋外施設での無人チェックインを実現したい場合に特におすすめです。

TOMARO+(トマロプラス)公式サイトはこちら

⑤ maneKEY(マネキー)

maneKEYの公式サイトトップ
出典:https://manekey.com/

maneKEYは、セルフチェックインと宿泊施設の管理業務を統合したシステムです。宿泊者がフロントに設置された端末を操作してチェックイン・チェックアウトを自動処理できるほか、宿泊者情報のクラウド管理・スマートロック連携・カードキーとの連携にも対応しています。

  • セルフチェックインシステムを用いた本人確認では、本人の映像や身分証明書データを活用した仕組みを採用しており、法令上の記録要件に対応
  • AIによる顔認証機能を搭載(オプション)しており、インバウンド客の本人確認精度を高められる
  • クレジットカード・QRコードなど多様な決済方法に対応し、現地精算の自動化も可能
  • ホテル管理全体のDXを進めたい場合はクラウド型PMSと組み合わせて導入できる

機能が豊富な分、ホテル・旅館規模の施設での活用実績が中心です。清掃・収支・売上・予約管理・宿泊者台帳管理・24時間コールセンター機能も利用できるため、フロント業務を丸ごとデジタル化したい施設に向いています。個人民泊オーナーより、中小規模のホテル・旅館事業者におすすめのシステムです。

⑦ キーボックス活用術(低コスト代替手法)

キーボックスとは、暗証番号式の鍵収納ボックスです。物件の目立たない場所に設置し、ゲストに番号を伝えることで物理鍵を受け渡す手法です。

これはSaaSシステムではなく、スモールスタート向けの運用手法です。予算が限られている場合や、システム導入前のテスト運用として参考にしてください。

  • コスト:3,000円〜10,000円程度(本体購入のみ)
  • メリット:Wi-Fi・電源不要で障害リスクが低い。最も低コストで始められる。
  • デメリット:チェックアウトごとに番号変更が手動。本人確認は別途対応が必要。セキュリティレベルが低い。

運用上の注意点
キーボックスのみでは民泊新法・旅館業法が求める本人確認要件を満たせません。本人確認には別途ウェブフォームや身分証の事前送付フローを設けたり、上記システムを組み合わたりする必要があります。スモールスタートとして使用し、運営が軌道に乗った段階でスマートロック型システムに移行するのが現実的です。

セルフチェックインシステムの選び方

選択方法とひらめき

セルフチェックインシステム選びで失敗しないためには、「施設規模」「法令要件」「既存ツールとの連携」の3軸で評価することが重要です。

施設規模・物件タイプで選ぶ

規模おすすめの選択
1〜3物件の個人オーナーminpakuIN、RemoteLOCK、キーボックス
4〜10物件の個人・スモールチームminpakuIN、TOMARO+
10物件以上の事業者・管理会社Airhost(PMS一体型)
グランピング・コテージ・貸別荘TOMARO+、minpakuIN
その他の形態の宿泊施設AIチェックイン

一棟貸し・貸別荘の場合は、宿泊者が毎回変わるため本人確認機能とスマートロック連携の両方が備わったシステムを選ぶのがおすすめです。

PMS連携で選ぶ

すでにBeds24・AirhostなどのPMSを使っている場合は、既存PMSとのAPI連携可否を最初に確認しましょう。連携が取れているとチェックイン情報の二重入力がなくなり、ヒューマンエラーを防げます。

民泊の宿泊予約システム(PMS)比較 はこちら

スマートロック連携で選ぶ

スマートロックを導入済み、または導入予定の場合は自分が使うスマートロック機種との連携対応表を事前に確認してください。対応機種が限られているシステムは、スマートロックの交換コストが後から発生するリスクがあります。

本人確認機能で選ぶ

民泊(住宅宿泊事業法)・旅館業のどちらにおいても、宿泊者の本人確認と宿泊者名簿の作成・保存が法令上の義務です(住宅宿泊事業法第11条、旅館業法第6条)。本人確認機能を評価する際は以下の点を確認しましょう。

  • 身分証の画像アップロードに対応しているか
  • パスポート(外国人ゲスト)に対応しているか
  • 宿泊者名簿を電子保存・行政への提出形式でエクスポートできるか
  • 改ざん防止の記録管理が担保されているか

本人確認の法令対応が不十分なシステムを使い続けると行政指導・業務停止のリスクが生じるため、慎重に検討することをおすすめします。

セルフチェックイン導入フロー

4ステップのワークフロー

セルフチェックインシステムの導入は多くの場合、以下の4ステップで進めます。

STEP 1|システム選定(1〜2週間)

上記の「選び方」の基準をもとに、自施設に合ったシステムを1〜2社に絞ります。無料トライアルを提供しているサービスは実際に操作して使い勝手を確認しましょう。

確認ポイント

  • 本人確認が法令要件を満たしているか
  • 使用中のスマートロックとの連携可否
  • サポート体制(電話・チャット・日本語対応)

STEP 2|スマートロック設置(1〜3日)

スマートロックを設置します。玄関ドアの形状・メーカー・取り付け方式によって対応機種が異なります。賃貸物件の場合はオーナー(大家)への事前確認が必須です。

注意点

  • 設置後は必ず動作テストを行う
  • 電池切れ・通信障害時のバックアップ(物理鍵の保管場所)を決めておく

STEP 3|本人確認・チェックインフローの設定(1〜2日)

システムの管理画面で以下の項目を設定します。

  • 本人確認のステップ(書類アップロード・顔認証など)
  • ゲストへの自動送信メール/SMSの文面(日本語・英語)
  • チェックイン可能時間・チェックアウト時間の設定
  • 緊急連絡先の表示設定

ゲスト向けのチェックイン案内は、わかりやすいビジュアル(写真・地図)を添付することでトラブルを大幅に減らせますよ。

STEP 4|テスト運用・本稼働(1週間〜)

実際のゲストを迎える前に、自分または知人をゲストに見立て、運用テストをしましょう。

  • スマートロックが正常に解錠できるか
  • 本人確認のステップで詰まる箇所はないか
  • 緊急時の連絡フローは機能しているか

テストで問題がなければ本稼働です。稼働後も最初の数件は通常より密にゲストをフォローし、トラブルが起きていないか確認してください。

セルフチェックイン導入チェックリスト(保存版)

チェックリスト

導入前チェックリストの一例として、印刷・保存してお使いください。

【設備・環境】

  • □ スマートロックを設置した
  • □ スマートロックの動作テストを完了した
  • □ 電池切れ対策(予備電池・充電式)を準備した
  • □ バックアップとして物理鍵の保管場所を決めた
  • □ Wi-Fi環境が安定していることを確認した

【システム設定】

  • □ 本人確認フローを設定した(身分証アップロード・顔照合など)
  • □ ゲストへの自動送信メール/SMS文面を作成した(日本語・英語)
  • □ チェックイン時間・チェックアウト時間を設定した
  • □ 鍵コードの自動発行・自動送信が機能することを確認した

【法令対応】

  • □ 宿泊者名簿の記録・保存が自動で行われることを確認した
  • □ 本人確認の方式が住宅宿泊事業法または旅館業法の要件を満たしていることを確認した
  • □ 緊急連絡先(オーナー・管理会社の電話番号)をゲストに案内する設定をした

【ゲスト案内】

  • □ 施設までのアクセス案内(写真・地図付き)を準備した
  • □ スマートロックの操作方法を写真・動画で説明するページを作成した
  • □ よくある質問(FAQ)をゲストに送れる形で用意した
  • □ 多言語対応(英語など)の案内を準備した

【緊急時対応】

  • □ スマートロック障害時の対応フロー(コールセンター・緊急連絡先)を決めた
  • □ チェックイン当日にゲストからの連絡がとれる体制を整えた

よくある質問(FAQ)

FAQ

Q. セルフチェックインは法律的に問題ない?

A. 適切に運用すれば問題ありません。

住宅宿泊事業法・旅館業法のいずれも、セルフチェックイン自体を禁止する規定はありません。ただし、いずれの法律も宿泊者の本人確認(身分証明書の確認)と宿泊者名簿の作成・保存を義務付けています。システムを通じて本人確認が記録・保存される仕組みを整えていれば、無人・セルフチェックインは法令上有効です。

関連記事:民泊の上乗せ条例について知っておきたいこと

Q. スマートロックは必須?

A. 必須ではありませんが、実務上ほぼ必須です。

キーボックスでも物理鍵の受け渡しは可能ですが、番号の管理・変更が手動になるため、多物件・高頻度運営では対応しきれない可能性があります。スマートロックは鍵コードの発行・削除を自動化でき、セキュリティ面でも優れているため、必須級の設備といえます。

Q. 本人確認はどうやってする?

A. システムを通じたオンライン本人確認が主流です。

民泊新法の家主不在型・旅館業では、宿泊者に対して身分証明書(パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど)の提示を求める義務があります(住宅宿泊事業法第11条)。多くのセルフチェックインシステムでは、チェックインフローの中で身分証の画像アップロード・顔写真照合を行い、記録として保存する機能を備えています。

Q. 完全な無人運営は可能?

A. 技術的には可能ですが、緊急時の対応フローは別途必ず整備してください。

「セルフチェックインシステム+スマートロック+清掃代行サービス」を組み合わせれば、オーナーが現地に行かない無人運営の実現は可能です。ただし、スマートロックの障害・トラブルへの緊急対応、ゲストとのコミュニケーション対応は、無人でも即応できる体制(電話・チャット)が必要となります。

無人運営については、民泊の管理業者の選び方も合わせてご参照ください。

まとめ

民泊のセルフチェックインシステムは、オーナーの時間的拘束をなくしながら、法令に沿った本人確認を自動化できる点が最大のポイントです。

本記事で紹介した5つ(+α)のセルフチェックインシステムを改めて整理します。

  • 法令対応・民泊特化なら:minpakuIN
  • 多施設のPMS一体管理なら:Airhost
  • 低コスト・スモールスタートなら:FlexIN
  • グランピング・コテージ・端末不要なら:TOMARO+
  • AI顔認証・フロント業務DX化なら:maneKEY
  • まず一歩踏み出すなら:キーボックス活用術

導入に迷ったらこの記事を参考に、施設規模・予算に合わせてシステムを絞り込みましょう。セルフチェックインの整備は、ゲスト満足度の向上と同時に、オーナー自身の運営負荷を大幅に下げる最初の一手です。本記事が導入の一助になれば幸いです。

 

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