アイキャッチ画像の出典はhttps://www.seamdesign.com/blog/hy/2014/12/19/fujika_hipet/ です
石油ストーブは、寒い時期のアウトドアには欠かせないマストアイテムです。コンパクトで暖房能力が優れているフジカハイペットは、機能性だけではなくデザイン性にも優れており、キャンパーたちからも人気のある石油ストーブです。今回はフジカハイペットの魅力についてご紹介します。
フジカハイペットの魅力ポイント
フジカハイペットが自宅やアウトドアで活躍する理由や魅力についてご紹介します。
優れた暖房能力
フジカハイペットは、暖房能力に優れています。木造住宅なら8帖、鉄筋コンクリートなら約10帖の暖房能力があるため、1部屋に1台あれば十分です。フジカハイペットの製造元である株式会社フジカの公式サイトには「高度3,000mでの燃焼確認済み」と記載があるため、標高が高い山間でキャンプをする際でも安心です。
おしゃれなデザイン&コンパクト
フジカハイペットは、コロンと丸みを帯びた形状で、どこかレトロな雰囲気のあるオシャレな石油ストーブです。お部屋においてもインテリアのアクセントにもなり、アウトドアグッズとしても馴染むデザインです。ホワイトとブラックの2色があるため、雰囲気にあわせて選べます。とくにホワイトの石油ストーブは女性キャンパーも心躍るカラーリングです。きっとSNSにアップすればキャンプ風景が映えること間違いなしです。
さらにアウトドアで使用する際には、持ち運びするときの重量や、車への積載でほかの荷物の邪魔にならないかなどがネックになります。フジカハイペットは軽量かつコンパクトであることも魅力の一つであるため、運搬も心配いりません。
灯油が漏れにくい特許技術
フジカハイペットは、倒れても灯油が漏れないよう特許も取得しているタンクを使用しています。アウトドアでは運搬や車に積むことでよく灯油が漏れたといったアクシデントがありますが、フジカハイペットであれば灯油を入れたまま運搬できるため、灯油タンクを別に持って行く必要がありません。
安全性能
フジカハイペットの安全性能は、とても優秀です。地震などの振動を感知する特殊なタンクが搭載されており、自動的に消化される仕組みになっています。万が一ストーブが倒れてしまっても、灯油が漏れないようになっているため安全です。ご自宅で使用するときはもちろん、アウトドアなどでも安心です。
フジカハイペットの活用術3選
フジカハイペットの使用をさらに便利にできるグッズを3つご紹介します。
①五徳をおいて便利に料理
石油ストーブで鍋を温めたり、やかんで湯を沸かしたりすることは、アウトドアの醍醐味といえます。フジカハイペットの天板にも調理器具を置きやすいよう、五徳を置くと安心です。純正の五徳はありませんが、キャプテンスタッグの五徳は、土台の部分や上部にフックがあるためずれにくく安定性があります。フジカハイペットの天板にもジャストサイズであるため使用感も問題ありません。キャプテンスタッグの五徳は、ネットでは1,500円前後、安くても1,000円ほどで、冬場のシーズン中は値段が高騰します。ホームセンターであれば700円ほどで購入できるものなので、近くの店舗を確認してみてください。
②反射版は効率良く保温できる
フジカハイペットなどの筒型の石油ストーブは360度の暖房能力があります。部屋の真ん中に置く場合や、みんなで暖まる場合はよいですが、壁やテントに近いと熱によって変色や変形など傷つけてしまいます。そのため反射版がついてれてば、レイアウトにも困りません。反射版は後ろに伝わる熱を前方へと反射させるためより効果的に暖めることができ、取り外すこともできるため汎用性の高いグッズです。
③ストーブケースを購入し持ち運びや保管を便利に
石油ストーブの運搬や保管の際に、ケースがあれば便利に持ち運べ、接触による傷から守れます。ポケットのあるタイプを選べば、紛失してしまいがちなチャッカマンなどの着火剤などを一緒に収納できます。また折りたためる素材のものであればかさばりません。石油ストーブ用のケースはネットでも多く販売されています。
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フジカハイペットの製品仕様
フジカハイペットの製品の詳細についてご紹介していきます。
フジカハイペットの基本情報
フジカハイペットのサイズや容量はこちらです。
モデル | フジカハイペットKSP-229-21C-J2型(反射板無しモデル) フジカハイペットKSP-229-21C-J2R型(反射板モデル) |
カラー | ブラック、ホワイト |
外形サイズ | 幅310mm奥行310mm高さ432mm |
重量(空タンク時) | 5.5kg(反射板無しモデル) 5.6kg(反射板モデル) |
連続燃焼時間 | 10~12時間(燃焼タンク満タン) |
発熱量 | 2.5kw |
燃料タンク | 安全量3.6リットル (最大4.1リットル) |
ホワイトモデルにのみテンパーカラーの天板が採用されています。テンパーカラーとは、金属部分に焼きを入れてついた焼き色のことです。1点1点焼き味が異なり、風合いが楽しめます。
また人気のあるそのほかの石油ストーブ「アルパカ」と比較すると、重量やサイズは一回り小さいにも関わらず、燃料タンクの容量がフジカハイペットは3.6リットル、対してアルパカは3.7リットルとほぼ同等となっています。
フジカハイペットの点火方法
初めて使用する際には、タンクに灯油を入れたら、芯が灯油を吸収するまで15分以上待つ必要があります。
時間が経過したら、まず耐震自動消火装置を「リセット」側にあげます。次につまみを「UP」側にカチッとなるまで回します。燃焼筒のコイルのようなつまみを持ち上げると芯の部分が見えるので、その部分に着火します。
このままだと火力が最大の状態であるため、火が落ち着くのを待ってから火力を調整します。
ライターやマッチよりもチャッカマンがおすすめですが、冬場の気温が寒いところではライターやチャッカマンでは着火できないこともあるので、マッチも持っておくと安心です。
フジカハイペットの値段
フジカハイペットは、スタンダードモデルに性能を高める付属品をつけることによって、値段の差が大きくなります。
ブラック | ホワイト | |
反射板無しモデル | 27,500円 | 30,800円 |
反射板モデル | 29,700円 | 33,000円 |
反射板無しモデル+整流リング | 41,250円 | 44,550円 |
反射板モデル+整流リング | 43,450円 | 46,750円 |
反射板無しモデル+整流リング +防風ガラス管 | 61,050円 | 64,350円 |
スタンダードモデルは3万円弱で購入できますが、整流リングが搭載されているものは4万円以上、整流リングと防風ガラス管がセットでついているモデルは6万円ほどと高価なものです。
ちなみに、整流リングや防風ガラス管は防風対策のための付属品です。屋内で使用するのか、屋外で使用するのかよく検討して購入しましょう。
レンタルサービスもあるため、後悔しないためにも一度試してみて納得してから購入するとよいかもしれません。
フジカハイペットの納期
フジカハイペットは受注生産のため、在庫を抱えていません。納期は数ヶ月待ちが当たり前という状況です。冬場はもちろんのこと石油ストーブを使用し始める時期に注文してもシーズンが終わってしまうことになるため、シーズンオフのタイミングで注文するのがおすすめです。注文方法は、公式ホームページにあるお問い合わせ専用ダイヤルへの電話による注文方法のみとなっています。
まとめ
今回はフジカハイペットの魅力から活用方法までご紹介しました。欲しい!と思ったその時に注文しても受注生産のためしばらくは届きませんので、注意が必要ですね。メルカリとかで探してみようかな。。とも思ってしまいます。
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