歴史的建造物が多く、観光スポットとしても大人気の京都。
金閣寺や清水寺、平等院など有名スポットも沢山ありますが、今回は穴場のおすすめスポット【妙心寺】についてご紹介します。
京都からのアクセスが良いのもポイントなので、ぜひ足を運んでみてください。
妙心寺とは?
臨済宗妙心寺派の大本山である「妙心寺」。
日本最大の禅の寺とされています。
花園法皇の勅願によって創建され、開山は関山慧玄(無相大師)です。
彼はこの地にあった法皇の離宮を禅寺に改め、以降、妙心寺は全国に約3,400の寺院を持つ大きな宗派へと成長しました。
妙心寺の見どころ
見どころ① 狩野探幽の【雲龍図】
妙心寺の見どころと言えば、法堂の鏡天井にある【雲龍図】。
これは、江戸時代初期に活躍した狩野探幽が8年の歳月を費やして描いたもので、繊細ながらも、ダイナミックに描かれている龍に心を持っていかれるはず。
この【雲龍図】には、「八方睨み」の技法が用いられており、どこからみても龍と目が合っているようにみえる不思議な体験ができます。
息をのむほどの迫力満点なので、生で【雲龍図】の凄さを感じてください。
見どころ② 退蔵院
– https://t.co/fY2OC7GlRg pic.twitter.com/YFy7LIkDJX
— 妙心寺 退蔵院 (@taizoin) November 26, 2018
妙心寺の塔頭の一つである退蔵院。
見応えのある退蔵院の池泉回遊式庭園「余香苑」は、1965年に中根金作によって作庭されたものです。
桜や藤、蓮、金木犀を楽しむことができ、四季折々で変わる景観がとても魅力的です。
また、元信の庭も京都の退蔵院に位置する枯山水庭園で、室町時代の画家・狩野元信によって作庭された人気のスポットです。
絵画的な美しさと独特の風格を備えており、時を忘れて見入ってしまうほど。
妙心寺で禅の体験をしませんか。
朝から降っていた雨がやみました。
新しく作成した案内看板が写っています。
妙心寺では拝観のほかに写経体験や坐禅体験ができます。(詳しくはHPをご覧ください) pic.twitter.com/HlCV7Koqfg— 正法山妙心寺/Myoshinji Temple (@Myoshin_ji) March 12, 2024
「妙心寺」では、様々な体験ができるのも魅力です。
毎月7日・8日には、座禅体験、そして年中無休で写経体験ができます。
座禅や写経をすることで、自分自身をみつめたり、心を落ち着かせたり、きっと濃密な時間が過ごせるはず。
どちらも予約不要で、気軽に参加できるので、ぜひチェックしてください!
気になる御朱印はどんな感じ??
妙心寺は何度か行ってたけど、御朱印帳を持ち始めてからは初だったので、限定の雲龍のものと併せてお願いしました。こちらの御朱印の案内で、初めて一葉書きという表現(いわゆる書き置き)を見た気がします。通常のものならば直書きいただけたのですが、なにせ御朱印帳をあえて持参しなかったので💦 pic.twitter.com/NM9LwP5ROW
— 神楽 (@sumeragicamui) May 6, 2024
妙心寺の御朱印は、一葉書きタイプ。
妙心寺を訪れた記念に御朱印をいただいてみては、、、?
拝観時間と拝観料
拝観時間
9時~12時、13時~16時
※12時~13時は、拝観チケットの販売が行われていません。
※拝観チケットの販売は、15時30分迄。
拝観料
大人:500円
小学生・中学生:200円
※上記は、法堂(天井の雲龍図・国宝の梵鐘)の拝観料です。
個別の塔頭寺院の拝観の際には別途拝観料が必要です。
拝観に関して、変更の場合もありますので、訪れる前はぜひ下記より詳細を確認してください。
アクセス
京都からもアクセスがいい妙心寺は、電車はもちろん、有料の駐車場があるので、車でも行くことができます。
それぞれアクセスは、下記の通りです。
・電車・バス:JR嵯峨野線「花園駅」下車後、南門まで徒歩5分
市バス91系統「妙心寺前」下車後、南門まで徒歩4分
京都バス62・63・65・66・67系統「妙心寺前」下車後、南門まで徒歩4分
・車:「京都南インター」「京都東インター」か40分
まとめ
いかがでしたか?
以上、京都のおすすめの穴場スポットの【妙心寺】の紹介でした。
見応えがたっぷりな上、穴場で混みあってないため、ゆっくり観光できる【妙心寺】。
ぜひ、京都に訪れた際は、【妙心寺】で、”和”や”歴史”を感じてみてください。